始まり
飯野祐基イイノユウキ 創作の始まりとなった出来事を紹介します。
それはある夏の夜
ふと目が覚めると
私は道路に横たわっていました。
「体が動かないっ!呼吸が・・できないっ!」
私はバイク乗車中 車と正面衝突をしたのです!
路上で意識を取り戻した数秒間、皆の顔が頭に浮かび、
「人はこんなに簡単に死んでしまうのか・・・」
そう覚悟した時、
その後救急車で病院に運ばれ、一命はとりとめました。
彼等は積年の旅をしているように見えました。
「私を迎えにやってきたのか?」
しかし私には怖さは一切なく、何故か懐かしい気持ちになり、痛みで苦しむ私に静寂と安らぎを授けるような感覚さえありました。

この絵やスケッチは後に像がん彫刻+異素材によるオブジェ(分かりやすく言えばミクストメディア作品)として現代美術家協会展(東京都美術館)にて発表されました。

こうして夢の再現が始まりました。
この事故により7ヶ月半の入院と長年に及ぶリハビリ生活を余儀な
YUKI IINO